2012年8月22日水曜日

LINEの驚異〜上流と下流の立場を逆転させる〜【ブログ】

こんにちわ、名古屋のキャリアコンサルタント 金子 玄です。


このブログを書いて、僕の出した結論としては、
自分の仕事とは影響しない分野なので気にする必要ない。では、
あったんですが、改めてLINEの凄さを感じたので、ブログで書きます。


ソーシャルメディアサミットin関西2012

2012年8月3日に開催された
ソーシャルメディアサミット in 関西2012」にあった
『各プラットホームの「今」と「展望」』をまとめたブログがありました。

LINE × Twitter × mixi、これまでとこれからの戦略 


この記事でパネラーの 田端 信太郎氏 
(NHN japan株式会社 広告事業グループ 事業グループ長 執行役員)
の発言が衝撃でした。
以下、引用。

LINEには、ソーシャル性は無いと思っていて、言ってしまえばキャリアのメールの代わりになっているとも言えます。携帯はNMPで番号は維持できるようになったけれど、メールアドレスはキャリアを変えるとおしまいです。LINEであれば、ポータビリティが保証されるので、それならキャリアのアドレスよりも便利だということが、利用者が増える一因になっています。

LINEが普及すると携帯のキャリア替えの敷居がなくなる

携帯番号は、他キャリアへ持ち運べますが、メアドは変更せざる負えない。
このため、携帯のキャリアを替えないという方は多いと思います。
私もその一人です。

ただ、私も恥ずかしながら、昨日初めて
ひっそりとLINEでのメールのやり取りを複数しましたが、
確かにキャリアのメールの代用には十分使えるなと思いました。

従って、LINEの利用者がより普及すれば、
キャリア替えの敷居がほぼなくなるかなと考えます。

キャリアとアプリメーカーの立場は逆転する。

敷居が低くなれば、当然スイッチングコストはなくなるも当然なので、
キャリアメーカーの優位性はなくなります。

月額の利用料金の金額面や、
通信環境の良さ、通信速度の速さ等の利便性が競争優位性になります。

となれば、体力がある会社が勝つということになってきます。

そりゃ、最近発表のあったように
KDDIとLINEが提携ということにもなる訳です。
元々は無料通話の「LINE」は通話料を
徴収するKDDIにとって、競合だったはずなのに・・・。

同様の競争が起きている業界

この話はいわゆる「サービスの代用」という
「イノベーション」だと思いますが、
私は少数の企業で寡占化している業界で起こりやすい
「イノベーション」の話かなと考えています。

その為、競合が乱立している人材ビジネス業界では、
常時価格競争や、新サービスの投入が行われており、
「イノベーション」は起こりにくいのかなと考え、
冒頭に書いたように自分とは影響しないのでは、
と結論づけました。

そう思ってると
気が付けば、足をすくわれるということは
よくある話なので、
油断は禁物ですが笑。


なんか最近、オチが自社に置き換えた話になっていて、
発信というより自分に言い聞かせている意味合いに
なっているブログになっていますね。

あくまで考える一助にしたいと思っています。
気を付けます。

キャリアコンサルタント 金子 玄






0 件のコメント:

コメントを投稿