ありがたいことにこの景況感もあって、
様々な企業から求人のご依頼をいただく機会が
本当に増えてきました。
相対的には若手の求人が多いのですが、
中には30-35歳位までという年齢を限定して、
求人をいただくことも多々ございます。
今日はこの30代を希望される企業の
期待されるポイントについて
考察していきます。
期待される訳はいくつか理由ががあります。
1、リーダー層が不足している
このケースが一番多いです。
企業規模を問わず、
どの企業も困っていることは実は一緒です。
大手だから、必ずしも人員が充実している
という訳ではありません。
34、5歳前後の年齢層は、就職氷河期ですので、
新卒採用を控えていた企業も多く、
元々、構造的に不足しているという背景もあります。
その中で、私はリーダーとしての役割で
期待されていることが2つあると思っています。
1-1 若手の面倒を見て欲しい。
純粋にマネジメントできる人がいない、
もしくは、組織上、管理職はいるが、
機能していないので、お願いしたいというニーズです。
1-2 経営陣の考え方・方向性を会社全体に伝える伝道師として立ち回って欲しい。
経営陣、もしくはそのポジションに近い方から
伺う求人では、上の考えを上手くブレイクダウンさせて、
会社全体に波及させることを期待されています。
そのため、会社の理念や事業の方向性への共感が
非常に大切になってきます。
また、1-1の理由も含まれているケースも多いため、
1-2の方が難易度はかなり高いと考えます。
ただ、1-2は求職者の志向がハマれば、
企業・求職者双方にとって
良いマッチングのだと思っています。
2、経験値を重視する
中途採用は即戦力採用なので、
当たり前なのですが、
即戦力として期待している求人にある話です。
これは、経験年数が重要だったりします。
なので、この手の求人はキャリアチェンジを
している方だと例え経験はあったとしても
敬遠されるケースが多いです。
経験値を重視する理由はいかに分かれます。
2-1経験豊富な人材が社内に手薄。
経験が少ない若手しかいないため、募集されるケースです。
成長企業や欠員募集に多いです。
2-2経験がものをいうポジション
そう多くはないのですが、例えば、小売流通業のバイヤー職は
経験年数を求められるケースが多かったりします。
ここは想いだけではどうにもならないことも多いですが、
中途採用では往々にしてよくある話です。
3、現職の人が会社の期待に応えられていない
ケースとしては少数ですが、
理由は様々で、仕事ができないという場合に限らず、
本人の体調への懸念とか、別事業に異動されるとか様々です。
1-2として機能していないケースとリンクすることもあります。
以上が30代が期待されている主要な背景になります。
まとめると、30代を求める求人は、
期待値が高い求人が多いということですね。
他方で、自身が結婚や出産等、
プライベートの節目になっている
ケースも多いのもこの年代です。
また、現職でも期待されている方も多いです。
そういう意味では、
転職するにしても、現職で頑張るにしても、
ホント岐路に立っている年齢だなと、
自分を見ても感じます。
こんなことを書いていると、
じゃあ飲みに行きますか!?
となる勢いですね( ^^)/▽▽\(^^ )
転職でなくても、
そんなお誘いの飲みも私は大歓迎です!
今日はここまで。
今日のテーマは飲みのお誘いでしたっ!
ご連絡お待ちしております笑。
2013年6月28日金曜日
2013年6月24日月曜日
転職には、マイナス面もあることを理解する。
こんばんは、
名古屋のキャリアコンサルタントの金子です。
求人環境、特に私が拠点を置く東海地方は、
求職者が転職先を選べる環境になってきました。
年齢・経験にもよりますが、
若手の方は、次から次に求人が
見つかる状況かと思います。
転職する側に取っては、
選べるという点では、
良いタイミングと思います。
ただ、たまに転職活動をしている方で、
少し履き違えている方がいらっしゃいます。
それは、
「転職すれば、全てが好転すると思っている人」です。
もちろん、転職は何かを好転させるためにします。
例えば、給料とか、休みとか、
仕事内容とか、職場環境等か。
理由は様々です。
ですが、何かを得れば何かを失うというように
世の中はうまく出来ていますので、
希望が改善されても、
必ずしも全てが好転するわけではありません。
例えば、給料が高くなったが、
残業が増えたもしくは休みが減ったとか、
休みは増えたが、給料は減ったとか。
プラスもあれば、マイナスも発生します。
何が言いたいかと言えば、
マイナス面も踏まえて、
転職先は決めましょうということです。
これを事前に心得ているのと、
知らなかったでは、入社後に大きく異なります。
そして、意外とそれに気がついていない方は多いです。
希望の100点を満たす会社なんてありません。
もし、あったとすれば、
逆に怪しい求人です。
こういう、選べる時代だからこそ、
慎重に転職先を検討しましょう。
2013年6月21日金曜日
私が転職によって得られた新しい視点
こんばんは、名古屋のキャリアコンサルタントの金子です。
昨日、TVでセブン&アイ・ホールディングス
代表取締役会長鈴木敏史氏のインタビューを見ました。
代表取締役で会長って中々聞きませんよね。
日経新聞の最後面にある
「私の履歴書」の映像Verです。
なんで見たかというと、
前職のトップですので、
久しぶりに鈴木イズムに触れたいなと
思ったからなのですが、
改めて凄い人だなと感嘆する良き時間でした。
まず80歳で現役バリバリだということ。
下が育ってないんでしょうね(-_-;)
お疲れ様です。
それは置いておいて、彼が一番凄いのは、
ブレない目線と、
時代の変化に併せていく柔軟な姿勢です。
目線は顧客をしっかり見続けているということ。
時代の変化に併せていく姿勢は、
セブン銀行や宅配サービス等
時代の変化に併せた新しい取り組みを
業界の先陣を切り、やり続けているということ。
この姿勢をずっと続けているというのが
ほんとうに凄いと思うんです。
尊敬している経営者の一人です。
とはいうものの、
実は在籍時代の私は、
そうは思っていなかったんです。
その時はぶっちゃけ独裁者だと思っていました。
顧客も全然見えていない人と思っていました。
全く現場を知らない人だなと思っていました。
実は、全く違いました。
それには転職してから気がつきました。
当時の私が、
現場を見ている思って、見ていたものは、
お客様ではなく、目の前の店舗運営だったです。
要は自分たちの都合を最優先して仕事を考えていました。
私はお客様を見れていなかったです。
恥ずかしい話です。
今にして思うのは、
仮に転職せずにそのまま続けていたら、
この視点は変わっていたのかな?
と言うことです。
中にいては気づけないこと、
見えないことは意外と多いです。
(漫画ワンピースで青キジも言っています。)
そういう意味で、
僕は転職して良かったんだなと思います。
もちろん、前職は優秀な人が多かったので、
私みたいに視点が低い人は少数なんですが。
転職をすると、視点が変わることはよくあることです。
転職後、前職に出戻りという話もたまに聞きますが、
まさにその視点が変わった好例だと思います。
第3者になると見えることは多いですね。
なので、現職に不満を抱えている人ほど、
一度外に行ってみたらと思うこともあります。
特に大手在籍の方は。
外に出て、自社の恵まれ方に気づくもんです。
新しい視点が持てること。
それは、転職のメリットの1つだと私は考えます。
2013年6月12日水曜日
謙虚な人であれ
こんばんは、名古屋のキャリアコンサルタント金子です。
最近、よく思うことです。
転職者には色々な方がいます
その中で、たまにしっかり実績を残しながらも謙虚で
しかし、会話の中から自信が滲み出ている方と
お会いする機会があります。
企業に営業している際も同じような方にお会いします。
共通しているのは、皆さん、魅力的に見えるということ。
話をしていて、私がワクワクします。
その方々と僕の差はなんでしょうか?
これはどこで差が付くのでしょうか?
日々の意識の差?
継続的な積み重ねの差?
内製能力の差?
自責制の捉え方の差?
明確に言語化はまだできていませんが、
これができるか、できないかが、
今後の自分の成長に間違いなく
影響してくるんだろうなと思います。
勝手なイメージでは40歳くらいでの壁かなと。
(根拠は全くありませんがwww)
現状、この「謙虚さ」は、
自分では何となく理解しているものの、
人に伝える際に全く説得力が無い状態です。
まあ、つまり、
結局は私が腹落ちしていないんだろうなと。
「謙虚さ」がもたらした語れる実体験、実感値が
ないんでしょーがないですね。
でも、これから絶対必要になってくる
僕に足りない“姿勢”だと思っています。
今の課題です。
言葉使い、発する言葉、立ち振る舞い、表情、言動、目つき、
そして、前提として内面の気の持ちよう、スタンス。
全てが繋がっていることなので、
一朝一夕にはいきませんが、
1日でも早くそこに近づけるよう日々内製し、積み重ねていきます。
直すところが多すぎて目を背けたくなりますが、
それでもやるっきゃないぞ。
エイ!エイ!オー(n‘∀‘)η
2013年6月7日金曜日
2013年6月6日木曜日
新天地での水に慣れる方法
おはようございます、
名古屋のキャリアコンサルタント金子です。
日本がW杯に出場を決めましたっ!
良かったですね。
本田のスタンスも考察したいところですが、
今日は監督のザッケローニについてです。
彼は、日本での代表合宿時には、
マイわさびチューブを持参し、
試合前日にはゲンを担いで、
豚カツと食べるそうです。
日本通ですね!
という話ではなくて、
気になっているのは、
自分の我を通す監督も多い中、
彼は日本の文化風習に馴染もうと努力してきた
スタンスが、好成績を残した要因の一つかもしれないと
言われていることです。
会社が変われば、文化・風習・考え方が変わります。
よくあるのは、それに馴染めず、
「前の会社はこうではなかった」と批判して、
辞めていく方。
特に前職経験が長い方ほど、
そうおっしゃる方は意外と多いです。
ザッケローニは、世界的にも有名な監督です。
それがサッカー後進国の日本に来て、
言わば格下のサッカー国に来て、
その国の文化を受け入れる。
人間が出来ている人だなと改めて思いました。
批判するのではなく、受け入れる。
その水を飲むというスタンスも大切なんだ。
そんなことを改めて思ったエピソードでした。
そういうお前はどうなのかって?
そりゃ、人間が出来ていないので、
転職当初は色々思いましたよ(笑)
転職すれば、誰もがぶつかる壁です。
ただ、思っていても何も前に進まないので、
自分のスタンス・考え方色々変えました。
今思えば、20代の転職だったから適応できたのかなと
思います。
W杯でも、また良い意味で日本を沸かせてくれる興奮を
期待したいですね。
2013年6月3日月曜日
「やりたい」からと言って、「できる」とは限らない。
転職して、自分の望む環境で働きたいっ!
意欲はその人のモチベーションに直結するので、
非常に大切なことです。
意欲のある方は大好きです。応援しています!
しかし、ちょっと厳しい話になりますが、
「やりたい」と「できる」は違います。
私の経験談です。
転職理由の1つに「企画の部分から主体的に仕事をしたい!」
というのが、ありました。
指示を元に働くことが好きではないからです笑。
理由は、前職はトップダウンでの対応力が高い会社だったため、
「何をするか?」よりも「どう対応するか?」が求められました。
その為、徹底力やスピード感で絶対的な競争優位性を持つ
会社でした。
同業他社との差別化の大きなポイントの一つです。
これはほんと素晴らしいの一言。
社会人の基礎を勉強させてもらいました。
しかし、私は自分で何かしたいという欲が強かったこともあり、
転職先にはそれを求めました。
お陰様で、転職先つまり現職は、
その希望通りの会社でした。
「主体性が求められ、ただそれを支援してくれる会社でした。」
しかし、転職後苦労しました。
何に苦労したかといえば、「主体的に働くこと」にです。
自分が望んでいたとは言え、いざそうなると、
「全く何も自分から考えられない」のです。
要は受身の働き方が自分に染み付いていたのです。
これは、自分自身ショックでしたし、
前職で身についた型がこんなに浸透しているとは思いませんでした。
そして、これはある程度続き、
主体的に働けるようになったのは、
ここ最近の2、3年のことです。
つまり、5年位受身の働き方が続きました。
それくらい、出来なかったです。
これはほんと苦しかったです。
ということもあり、
「やりたい」ことが出来るからと言って、
「できる」かは別問題だと私は思っています。
また、この問題は定着において、
非常に大切なことだと思っています。
個人的にはそこには、適正能力があるなと私は見ています。
例えば、私が社内で仕事がしたい!と言っても、
雑で、ホスピタリティが低いので、事務仕事は出来ないです。
出来るかもしれませんが、
社内の方に迷惑をかけることは必至です。
「できる」ようになるには、
それ相応の時間と努力、覚悟が必要になります。
私の経験談が全てではありませんが、
これから転職される方は、
何かの参考になれば、幸いです。
登録:
投稿 (Atom)