こんばんは、名古屋のキャリアコンサルタントの金子です。
2013年3月27日の投稿で年収は
26‐35歳の層でアップしているという記事を取り上げました。
今回はどういう人が年収が上がっているかということについて、
考察していきたいと思います。
個人的な考察で仕事をしている中での実感値の部分の話ですので、
裏付けがないことは、予めご了承ください。
年収が上がる人は代表的なものとして2つ挙げられます。
1、いわゆるハンティング的な引き抜きで転職する場合
2、給料が平均相場と比較して、安い人が転職する場合
1、はお金とポジションを出すから来て欲しいという話も多く、年収が上がるケースが多いです。
ただ、転職マーケットにおいては、ほんとに極一部の方々です。
ほとんどは2、のケースです。
ここでお伝えしたいことはよくキャリアアップの転職で、年収アップという話がありますが、
キャリアが評価されている=企業側の採用意欲が高まるであって、
キャリアが評価されている=年収が上がるということではないということです。
多くの会社には給料に対して規定があります。
それは、年齢や在籍期間、職種、ポジション、
社内評価等複合的な要素から成り立っているケースが多いです。
そして、その規定に従って、内定となった段階で、
採用企業がその内定者を自社の社内規定のどこにプロットするかで給料が決まります。
その際に前職給は検討の要素として上がりますが、絶対ではありません。
なぜなら、内定者の前職年収が、
その内定企業の提示年収の枠内にあるかと言えば、そうとは限らないからです。
ここが年収が簡単には上がらない、厳密には上げられない要因です。
そのため、自分の年収が業界の相場と比較して高いか安いかが重要になり、
安ければ年収が上がるという話です。
そして、26‐35歳の方が上がっている背景としては、
企業としては若くて即戦力性の高い方が欲しい企業が多いというニーズのマッチングに加えて、
且つ、その年齢の方は、安い相場で働いていることに自分が気づくケースも多いので、
転職して、この需要と供給のマッチングにより年収が上がるケースが多いという訳です。
要は年収が相場と比較して、平均位の方は上がらないことも多いということです。
年収を上げる転職をしたいという方は、
上記視点も持ち合わせながら、転職活動をしてくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿