2013年1月21日月曜日

eコマース商売VSリアル店舗の行方

こんばんは、名古屋のキャリアコンサルタント 金子 玄です。

この問題を取り上げる背景

今日は“eコマース商売VSリアル店舗の行方”について、考えていきます。

転職と直接関係ないのではないか?というご指摘あると思いますが、
今後、コンシューマー系ネット企業や小売流通業で働いていく方にとっては、
この行方は将来も賃金を得られ続けられるかという長期就業において、
非常に重要な話になりますので、その視点で読んでいただければ幸いです。



ネットとリアルは競合しない



元々小売業出身の私にとって、このタイトル戦はずっと注目しているネタで、
今後どうなっていくかをたまに考えます。

私見としては、多様化していく時代なので、
顧客の求めるサービス別に顧客が使い分けをしていくようになていくと考えます。
結果として、シェアは少なくなりながらも共存していく
という考えなのですが、

下記時期では、もっと踏み込んで、共存可能だという書き方をされています。
特にリアル店舗の強みがわかりやすく記載されています。

eコマース時代のリアル店舗-不動産ビジネスの強みとは


以下は引用です。
その店に実際に行くことでしか得られない楽しさや満足感を消費者に提供できるリアル店舗であるなら、eコマースは怖くないし共存も可能だ。このとき、個々店舗の商品やサービス、空間に加えて、商業施設や街全体も魅力的であればなお心強い。一方、生鮮食料品など日常生活に必要なものを取り扱う地域密着型のスーパーやコンビニエンスストアも、買い物弱者対応などでインターネット販売や宅配の仕組みをさらに充実させながらも、リアル店舗として近隣の生活者を逃がすことはないだろう。 
要は、顧客に来店いただける
(来店しなければ経験できない)
リアルならではの付加価値を提供していれば、
競合しないし、そもそもバッティングしないよということを言われています。

もちろん、言うは易し、行うは難しですので、
これをどう実践していくかが大切になります。

例えば、格安のみで勝負しているというのであれば、
eコマース企業に歩が上がってしまいます。
(過去は送料の差額がありましたが、
徐々に送料無料の概念が一般化しはじめているからです。)

しかし、そこに来店いただくため興味喚起のある売場の提供があり、
商品を探す楽しさがそこにあったり、
(ドン・キホーテやヴィレッジ・バンガードのような提案性のある売り場作り)
またそのリアル店舗でしか購入できない商品があれば、
継続的に来店する動機になります。

自分の会社・行きたい会社は

eコマース商売にどこで勝てるのか?



そこで、当初の問題に立ち帰ります。
自社は、どこでeコマース商売に勝てるのか?
勝とうとしているのか?

それが、転職すべきかどうかの答えです。

もしくは、そういったことを自社に疑問定義し、
自分が行動を起し、会社を変えていかなければいけません。

よく将来はその時にならないとわからないということをおっしゃる方がいます。
私も自分の明日はわかりません。

しかし、考えればどうなるかの予想は付くことは多分にあります。
先を考えることを放棄せず、今を起点に考えることが本当は大切です。

キャリアコンサルタント 金子 玄




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