2013年1月9日水曜日

異業種未経験職へ転職する場合に心がけるべき3つ

明けましておめでとう御座います。
名古屋のキャリアコンサルタント金子玄です。
本年も宜しくお願い致します。

念頭は、目標を立てられる方も多いのではないでしょうか?
ちなみに今年の私のテーマは『継続』です。

私は『継続』し続けれる人が一番スゴイと考えています。
また、『継続』は「維持」ではなく、「進化」だということも分かってきたので、
今年は何事も『継続』を目指し、頑張ります。


異業種未経験職へ転職すべき際の注意点


さて、新年を迎え、転職活動を本格的にされる方も多いと思いますので、
1本目のテーマはコレにしました。

ポイントは3つだと私は考えます。

・年齢が若いこと
・年収ダウンが合意できること
・ゼロスタートを再度やる気概を持てること

年齢が若いこと

言葉には違和感を覚える方がいらっしゃるかもしれませんが、
これが一番大切だと私は思っています。
何歳が若いか?という議論がありますが、個人的には20代が限界かなと考えます。

なぜか・・・?

年齢を重ねると考えが凝り固まってしまうから?
年齢を重ねると自分の型が決まってしまうから?

上記も一理ありますが、
私は、
組織の年齢と経験年数の相対で考えたときのバランスの観点で、
年齢が若いことが大切だと考えます。

例えば、35歳の未経験と、26歳の経験4年目。
幹部候補として、どちらがキャリアアップの可能性あるかと言えば、後者です。

なぜなら、彼が35歳になった場合に経験は13年の開きがあります。
この差は選ぶ側からすれば、歴然です。
勿論、質が伴っているということは大前提ですが。

また、最近では経験年数が年齢相応の経験があっても、
年齢が高いと受け入れられないケースが増えてきました。

理由は、同じ年齢、経験年数でも、その中身の差が年齢が高くなると、
自社のプロパー社員と比較した場合、差が開いているケースが多いからです。
組織が違えば、キャリアの中身も異なりますので、当然といえば、当然の話です。

他方、若ければその差は縮まりますので、
経験者であっても若いことが臨まれるケースが増えてきました。

そういった点を鑑みると、
組織の相対的な比較という観点で、若いに越したことがないのです。

年収ダウンが了承できること



未経験ですので、当然年収は下がります。
なぜなら、中途採用は新卒採用のようにポテンシャル採用ではないので、
ポテンシャルにお金が支払われるのではなく、
経験にお金が支払われるからです。

求人情報を見ると、
“最低金額〜最高金額”で記載されていますが、
金額のバッファー部分は経験者に対するものですので、
未経験の方はほぼ最低金額と認識ください。

その点で、年収ダウンが了承できるかが肝になります。

実は上記に上げた“年齢が若い”こともリンクしてきます。
理由は年齢が若いことが背負っているものが少ない可能性が高いからです。
配偶者や子ども、住宅ローン、養育費等々が背負っているものに該当します。

年収が変わらず、新しいことに挑戦したい。
気持ちは理解できますが、
そう上手くはいきません。

実際私も26歳で転職していますが、
その際、年収は100万円以上でダウンしました。

この金額が下がることを受け入れられるか、
次の仕事で取り戻す気概が持てるかが大切です。

ゼロスタートを再度やる気概を持てること


仮に年収ダウンを納得し、転職しても楽になるわけではありません。
むしろ、ここからが大変です。

また、新卒時代のように0から全てを学び、吸収しなければならないからです。
加えて、“年齢が若いこと”で取り上げたように、
同年代にまずは追いつくことが重要なので、
短期間で習得すべきことが多くなります。

これを前向きに取り組み続けられるか?
これが成功するポイントです。

ただでさえ、年収が下がっているのに、
更に頑張らなければなりません。

それでも転職して、頑張れるかこの気概が非常に重要になります。

まとめ


異業種未経験での転職を検討されている方のご参考になれば、幸いです。
転職をしないことも立派な決断です。



キャリアコンサルタント 金子 玄


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