2013年2月20日水曜日

転職活動者必見!転職理由=志望動機ではない

こんばんは、名古屋のキャリアコンサルタント金子 玄です。
今日は、「転職活動者必見!転職理由=志望動機ではない」です。




※注意:下記の順位はアンケートに基づく結果ではありません。
私が20代の方に接していく中で、よく伺うことがあるベスト3を
私の主観に基づいて発表していきます。


この手のアンケートは多々ありますが、
どういったことが背景にあるか今日は考察していきます。

20代後半の転職理由ベスト3!

第3位 家族を優先したい

主な理由:残業が少ない会社や土日休みの会社へ転職し、
家族との時間を大切にしたい。、


第2位 長く働ける会社ではない

主な理由:残業時間の長さや給料の安さ、深夜勤務等の勤務体系という側面から、
20代の今は問題ないけど、40、50代で同じことを続けるイメージが想像できない


第1位 結婚を期に。子供が産まれることを期に。

主な理由:年収をアップしたい。休みを土日にしたい。


処遇・待遇面が転職理由≠仕事・会社が好き


そうなんです。

待遇・処遇面の改善が転職理由の上位を占めます。

しかし、例えば、大卒新卒で入社し、3年経ち、
少しずつ仕事も分かってきた、仕事も面白くなってきたという
ポジティブな声もよく聞きます。

なので、上記転職理由の前に
「仕事は好きなんですが・・・」
「会社は好きなんですが・・・」
が付くケースが多いです。

しかし、そうは言っても待遇・処遇が
伴わなければここでは働けませんというのが、本音のケースが多いです。

逆に会社が、仕事が、好きだから
待遇・条件が悪くても続けていますという方も多いです。

ただ、転職マーケットにおいては、
企業と個人の思惑がマッチしない、
要は働きたいけど、働けないという
なんとも残念なミスマッチが発生しています

かくいう私も、子供が産まれたのをきっかけにし、
土日休みにしたいというが、転職理由の一つでしたので、
ここで言えば、1位、3位が当てはまります。
しかし、会社は好きでした。
今でも転職先として、自信を持ってオススメできる会社です。


また、新卒の人気企業が、中途では不人気企業になっているという話も
よくある話ですが、
その理由はまさに社会人になってはじめて気づく(わかる)ケースからで
このミスマッチが起こっているからです。


転職理由=志望動機では、面接は合格できない


処遇・待遇が転職理由になることは当たり前のことです。
年齢を重ね、環境が変われば、優先順位も変わります。
私もそうです。

過去ブログ:「家族」「仕事」の優先順位(私の価値観)

ですので、処遇・環境が面接理由になることは問題ありません。
しかし、たまにこの転職理由を志望動機にされる方がいます。

これはいけません!

例えば、「残業が多いのが嫌なので、残業が少ない御社を志望しました。」
伝えた方はもっとオブラートかもしれませんが、
このように面接で転職理由=志望動機と回答する方がいます。

しかし、そう回答を受けた、
面接官は100%「なるほどね」とは思いません。

むしろ、
・別にウチでなくても良いのではないか?
・ウチの会社のことを調べてきたのだろうか?
・残業はウチの会社もあるけども良いのか?
・そもそも残業はご自身の働き方の問題ではないか?

間違いなく様々な憶測・疑念を持ちます。

ですので、必ず志望動機と転職理由は実際はリンクしていても、
企業側に伝える際には、
応募企業の何に(事業内容・事業特徴や社風・風土)に興味・関心を持ったかを、
きちんと自分の言葉で伝えるようにましょう。

まとめ

転職理由・志望動機は個々様々です。
ただ、僕らのようなキャリアコンサルタントや人事担当者は、
そのアウトプットを聞けば、本音で行っているか、
考えがあって言っているか、それとも表層的に言っているかというのは、
分かってしまいます。
それだけ多くの人を見ています。

そのため当たり前ですが、
じっかりと事前準備をして面接に望みましょう。


キャリアコンサルタント 金子 玄




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